はじめに
ここでのWikiソフトウェアは、誰でも編集できるWebサイトということを指します。
あくまで私の意見ですので、鵜呑みにせず・・
今回は無料のWikiソフトウェアを比較しようと思います。
Wikiソフトウェア
PukiWiki
ところどころで使われている日本産のWikiソフトウェア
掲示板、バグトラッキングシステム、メモ、ブログとしても使えたり。
wikiwiki.jpやatwiki.jpのベースだったり。
一時期、開発が止まっていたものの、今でもメンテナンスされ続けています。
言語: PHP
開発: PukiWiki Development Team
誕生: 2001年
ライセンス: GPLv2+
メリット
データベース不要
簡単に設置可能
ページの管理が簡単
プラグインが豊富
機能は比較的多い
デメリット
アカウント管理機能がない(プラグインを使えば可能)
デザインが古臭い(スキンを使えば可能)
WYSIWYG編集未対応(プラグインを使えば可能)
DokuWiki
こちらもPukiWikiと同様、データベース不要というのが特徴的ですね。
大量のプラグインもあります。
ドキュメント管理には向いています。
言語: PHP
開発: Andreas Gohr
誕生: 2004年
ライセンス: GPLv2
メリット
データベース不要
アカウント管理機能
ファイルの管理が直接DokuWikiでできる
多言語対応
スパム対策機能
デメリット
日本人の利用者はあまりいない
Markdown未対応(プラグインを使えば可能)
WYSIWYG編集未対応(プラグインを使えば可能)
MediaWiki
あのWikipediaで使われているソフトウェアですね。
デザインも綺麗で見慣れています。
ただ、直感で操作できる訳ではないでしょうね、
言語: PHP
開発: Wikimedia Foundation Inc.
誕生: 2001年
ライセンス: GPL
メリット
アカウント管理機能
多言語対応
スパム対策機能
とても多機能
WYSIWYG編集
デメリット
処理が重たい
Markdown未対応(プラグインを使えば可能)
管理が大変
GROWI
Crowiをベースとしたウィキソフトウェア。
Markdownが使える。
クラウドサービスも行っているようだ。
言語: JavaScript (Node.js)
開発: 株式会社WESEEK
誕生: 2017年
ライセンス: MIT
メリット
Markdown
グループ・アカウント管理機能
編集機能が多い
UML記述機能
管理が簡単
デメリット
プラグインが少ない
少し重たい
おわりに
私はやっぱりPukiWikiが好みです。
プラグイン開発も楽しいですし、管理もしやすい。
何よりナビバーの操作性が高い点ですね。
もちろんMediaWikiやGrowiなどもいいんですけどね。